発酵バターとバターの違い|歴史的には発酵バターが始まり
発酵食品のことを考えていると、寝るのも惜しくなるほど楽しくて、面白そうなものを見つけると作ってみたくなる(^o^)
作ってみては、主人と息子に試食してもらえるので、私としてはとっても張り合いがあるんです(*^^*)
これは嬉しいことですよねー。
一年くらい前の私は、バターの香りは好きだけど、すぐに使いたくても固いのでついつい「マーガリン」を使っていたんです。
品質表示とかも見ていたはずですが、楽さに負けて💦
でも、我が家は私が作るもの、買って来るものは何でも喜んで食べちゃうので、私の責任は大きいのです😅
そんな私が「発酵バター」をスーパーなどでチラホラ目にするようになり、でもまだ発酵にハマってなかったので素通り。
さすがに「マーガリン」はやめましたが、「発酵バター」は買おうと思わなかったんですよね。
でも、今となっては発酵と付くものは何でも試したい(笑)
という事で自分で作れないか調べてみると、
意外なことが分かりました‼️
今回は発酵バターとただのバターの違いについてお伝えします!
通常のバターは、牛乳から作った純生クリームを使います。発酵バターの場合は、原料となる純生クリームになんと!乳酸菌を加えて半日〜1日発酵させています。
純生クリームを発酵させた後の作り方は、普通のバターと同じです。
実は、元々バターと言えば、発酵バターの事だったんですよ。
昔は保存技術も殺菌技術も発達していなかったため、原材料の牛乳には雑菌だらけでした。そのため、バターを作っている過程で自然に発酵が進んでしまうため、完成したバターは全て発酵バターになってしまったというわけです。
でも、これでは季節や地域によって、味にばらつきが出たり、時には腐らせてしまったりするので、質が安定しません。
そこで、バターの製造方法は、だんだんと進歩していき、やがて生クリームを発酵させなくてもいい作り方が生み出されたのです。
日本にバターが入ってきた時には、技術も進歩していたので、発酵させないバターでした。
そのため、私たち日本人はバターと言えば、発酵してないのが常識になっていたのです。
でも、それは私たち日本人だけの常識で、歴史的にはバターと言えば発酵バターだったというわけです。
発酵って偶然できるものが多いんですよねー。
それを食べた人もすごいと思います!
尊敬します(*^^*)
ということで、私も発酵バター作ってみました。
調べれば調べるほど楽しくなっちゃいます😆