発酵のある生活

作った発酵食品を「そのまま食べる」だけでなく、「飲む・調味料・アートセラピー」などのアレンジや干し野菜等のレシピもご紹介します。

玄米リジュベラックの作り方|豆乳ヨーグルトも超簡単にできちゃう☆

玄米のリジュベラック、私が知ったのは一年くらい前になるかな。

 

 

発酵にハマっていろいろ調べていると次から次へと作ってみたいものがでてきて大変で、「うわ~!!もっと時間が欲しい~。」と夜な夜な発酵していたときもありました(笑)

でも疲れないし、不思議と元気なんですよね!

ワクワクすることをやるって、自分の中からすご~いエネルギーが出てくるんですよね!

そんなことで、今回はとってもすごい「玄米のリジュベラック」をご紹介します。

私は、もともと快便なほうですが、さらに調子がよくなりう〇ちのにおいも変わり、水にぷかぷか浮くようになりました。(食事中だったらすみません・・・)

 

「リジュベラック」はローフードの世界では有名なようですが、消化を促進させる為に用いられる発酵液の総称です。

また、大麦、ライ麦、米など様々な穀物から作る事が出来きるようです。

 

この発酵液には、ビタミンB郡、ビタミンK、ビタミンE、タンパク質、デキストリン、炭水化物、アミロース等を含むそうですよ。

また、消化を助ける酵素が豊富だということで、シンプルなのにいいことばかりなんです!

 

このリジュベラック、発酵の過程で、乳酸菌も増えるので少し酸味もあります。

においも好き嫌いがあるかもしれませんが、玄米でも種類が違うと味も違うし、作る人でも味が違うし、おもしろいですよ。

 

飲んでもいいし、豆乳ヨーグルトも簡単に作れるし、発芽した玄米をフープロにかけて

少し発酵させると発芽玄米発酵クリームができるので、そのまま食べると身体もよろこびます(^o^)

 

では、作り方です。

 

材料

玄米・・・1/2 カップ

水・・・500CC

※お米の量もお水の量も慣れてきたら好きな味とか濃さとか見ながら調整しても効果は変わらないと思います。

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まず玄米を、50度洗いします。

お米に付着した酸化物は、お水で洗っても落ちないそうですが、50度洗いをするときれいになるそうです。

そして栄養や乳酸菌はそのまま残っているそうです。

 

ボールに玄米を入れて、50度のお湯を注ぎいれ、泡だて器で1分間かきまぜ、ざるにあげて水で洗う。

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水気を切った玄米を容器に移し、お水を入れてふたをする。

夏は6~12時間、冬は12~24時間くらい常温で置くと乳酸菌たっぷりの玄米リジュベラックができます。

常温で置いておくときに、日が当たらない場所に置いてください。

腐敗の原因になりやすいです。(発酵が早く進んでしまう)

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 これは、12時間経ったもの。

玄米が元気な証拠です!ぷくぷく泡がわいています。

お水も少し濁ったかんじになったり、ヌルッとした物質や油のような膜が出来たりすることもありますが、お米には油があるので、心配はいりません。

この時乳酸菌もどんどん増えているようです。

ふたを取って容器に顔を近づけると、ヨーグルトのような、グレープフルーツのような香りがします。

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これがリジュベラック♪

飲用するときに、どれくらい飲んだらいいのか迷うかもしれませんが、少しずつ飲んで自分の体に合う量をみつけるといいですよ。

ちなみに私は、1日2カップ~3カップかな。

もっとたくさん飲みたいときもあるし、もっと少ない時もあります。

「美味しい!!」と感じるときは身体が欲しがっているのかな?と思います。

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いろんな飲み方や保存のしかたがあるようですが、私は1日以上家を空けるとき以外はずっと常温で置いています。

出来上がったかどうかも、においや味で確認するくらいしかわかりませんが、私の飲み方のリズムとしては、出来上がったな~と思ったら、コップに注いで飲みます。

 

☆朝起きたら、コップ1杯注いで飲む。

☆飲んだ分だけお水を足す。

☆また飲んだらその分足す。

を繰り返します。

 

ずっと常温で腐敗しないの?って思うかもしれませんが、一年くらい続けていますが腐敗したことはありません。

ただ、容器がヌルッとする場合は、玄米を別の容器に移してぬめりを落とし、玄米を戻したらお水を500CC(適当です)を入れる。

乳酸菌はどんどん増えるので、お水を全部取り替えたときは夏、冬の最低発酵時間が経つまで待ちますが、あとは好きな時に好きなだけ飲んでいます。

 

そして、何日か経つと玄米が発芽するときがやってきます!

この発芽もお水の量や気候、環境やお米などさまざまな要因で日数が異なります。

この発芽してから一日経ったリジュベラックが一番身体にいいらしいです。

でも私には、発芽する前のものでも十分に効果がありますよ。

発芽玄米はそのまま食べてもいいし、ご飯を炊くときに一緒に炊いてもいいです。

他にも活用方法がありますが、それはまた書きたいと思います。

 

で、豆乳ヨーグルトは、

豆乳200CCに50CCのリジュベラックを入れて混ぜ、ほこりが入らないようにフタをする。

常温で、夏は8時間~12時間、冬は1~2日くらいで固まります。

☆リュジュベラックの量が少なくても固まります。(時間はかかります)

 

 

それから、玄米に含まれる「アルブチン」についていろんな情報があり、どれが正しいのか分からないのですが、私はあまり気にしないで飲んでいます。

でも、一度情報を知ってしまうとどれが正しいかもわからないのに「アルブチンが気になる・・・。」という時もあります。

そんなときは、無理して飲まないで一回目の発酵液は捨ててそのあとのものを飲みますよ。

 

TGG豆乳ヨーグルト同好会の方に、リジュベラックについて、何日くらいもちますか?腐敗したらどんな感じですか?長期で不在の時は?などなどたくさんの質問をしたのですか。ある方からのアドバイスで印象的だったことは、「何度も作って、自分の感覚で感じるようにするといいですよ」という言葉。

何でも聞いたり調べたりすれば、だいたいのことはわかるけど、実際作ったり食べてみないとわからないですもんね。

それからできるだけ自分の感覚で発酵と腐敗を感じるようにしています。

そのほうがより、発酵の楽しさがましました~!