発酵のある生活

作った発酵食品を「そのまま食べる」だけでなく、「飲む・調味料・アートセラピー」などのアレンジや干し野菜等のレシピもご紹介します。

キムチの作り方|健康効果も素晴らしい!

ずいぶん寒くなり、ストーブ大好きな私は離れることができません(笑)

寒いのにアイスクリームを食べて「寒い寒い」とストーブの前にいる私をみている主人の視線を感じながらも、やめられない私(笑)

最近ずーっと雨だし、今夜からは大型の台風が接近するみたいだし、こういう日は発酵をじっくり楽しみます♡

 

今回は、美味しくてカラダにも良い「キムチ」をご紹介!

 

キムチも乳酸菌がたっぷりですが、このキムチにいる乳酸菌は強いみたいなんです。

 

また、乳酸菌自体が殺菌力が非常に強いそうなんです。

なので、韓国では食中毒を引き起こす可能性がある、生肉料理のユッケをキムチと共に食べる事で食中毒を予防出来ているともされています。

 

また、乳酸菌には、「動物性」と「植物性」がありますが、動物性の乳酸菌は胃酸に弱いんです。

牛乳から作られるヨーグルトが代表的ですね。

大抵、乳酸菌は腸に届くまでに胃酸で死滅させらてしまうんですね。

ただ、死滅したとはいえ、その乳酸菌の死骸は腸内の悪玉菌を吸着して、体外に排出させてくれる働きを持っています。

だから、乳酸菌は生きたまま腸に届かなくても必要な働きをしてくれるから優れものですけどね。

 

それで、数ある乳酸菌でもキムチの乳酸菌はかなり強い部類に入るようで、キムチに含まれる乳酸菌は胃酸で死滅する事なく、腸内に届きます。そして、元々、腸内に在中している善玉菌の手助けをしてくれます。

このようにキムチに含まれる乳酸菌は、腸内環境を整え生活習慣病を予防して、肌を綺麗にする効果も持っているんです。

 

キムチは基礎代謝を活性化させ、腸内環境も改善させて生活習慣病を予防し、健康的な肌を保つ事を促す素晴らしい食品です。

 

「キムチは塩分が凄いから心配・・・。」という方もいらっしゃるかもしれませんが、塩って人間にとってとっても大切なんですよ!

ようは、「どんな塩を使うか」です。

 

キムチで気になるのはどちらかというと、唐辛子の成分であるカプサイシンは、過剰摂取は胃に負担を掛けてしまうようです。

なんでもほどよく食べるのが大事ですね。

 

では、作り方です。

もしかしたら大変そう!!と思うかもしれませんが、やってみると案外簡単なんです。

ぜひぜひ作ってみてほしい発酵食品です!

 

材料

白菜    1株(2キロくらい)

大根    400グラム

にんじん  60グラム

せり    1束 ※今回セロリを使用

にら    1束

塩     100グラム ※白菜の重量の5%

砂糖    大さじ1

 

★キムチヤンニョムの材料

煮干し         50グラム

昆布          10センチ

白玉粉、はちみつ    各大さじ2

粉唐辛子(中びき)   100グラム

あみの塩辛、いかの塩辛 各100グラム

※あみの塩辛がなければ、いかの塩辛だけでもいいです。

リンゴのすりおろし   1/2個分

すりおろしにんにく   4片

おろししょうが     40グラム

すりごま        大さじ2

 

作り方

白菜をたて4つに切り、半日ほど干す。

そのまま次の作業に入っても作れますが、干したほうが甘みが出るし、白菜がしんなりして漬けやすくなります。

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食べやすい大きさに切ります。

3~4センチくらいがいいかな。

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芯ももったいないので使います。

この部分、結構おいしいですよ。

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大きめの容器に白菜と塩を交互に入れていきます。

この時、私は容器にビニール袋をかぶせてそこに白菜を入れていきます。

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こんな感じで。

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おすすめの塩が二つあります!

 

還元力の強いキパワーソルト

 

一年間熟成している塩

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白菜と塩を入れ終わったら、ビニール袋を持ち上げ、空気を入れてシャカシャカ振り、白菜と塩をなじませます。

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なじんだら、袋ごと容器に戻して、重石をします。

半日から一日で水が上がってきます。

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その間にヤンニョム作りです☆

写真を撮り忘れましたが、鍋に600mlの水をいれ、昆布と煮干しをいれて火にかけます。

沸騰する寸前に昆布と煮干しを取り出します。

この写真は取り出した昆布と煮干しです。

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小さなボールに白玉粉と水大さじ6を入れて溶きます。

※その時、溶けやすいようにすり鉢で細かくしてから水に溶かしていますが、そのままでも大丈夫かもしれません。

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昆布と煮干しでとっただし汁に水で溶いた白玉粉を入れて弱火にかけ、とろみがつくまで混ぜます。

とろみがついたら火をとめて、はちみつを加えます。

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ボールに移して温かいうちに唐辛子を加えて混ぜます。

そして、しっかり冷まします。

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冷ました唐辛子をいれただし汁に、りんご、にんにく、しょうが、ごまを入れてよく混ぜ合わせます。

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次に、あみの塩辛、いかの塩辛、にら、セロリ、だいこん、にんじんを混ぜますが、セロリとにんじん、だいこんは、千切りして砂糖を加えて水分を出しておきます。

このとき出た水分は捨てます。

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まぜるとこんな感じです。

これだけでも美味しそう!!

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ここに、塩漬けした白菜をぎゅーっとよく水けを絞って加えます。

この時、箸で混ぜるよりも手のほうが早いので、使い捨ての手袋を使って混ぜると簡単です。

※絶対に素手で混ぜないでくださいね!!!

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完成♡

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あとはジップロックなどに小分けして、冷蔵庫で保存します。

日に日に酸味がましていきますので、好みのときに食べます。

すっごく酸味が出てきても腐敗ではなく、乳酸菌が増えているのですよ!

 

酸味がきつくて食べにくくなったら、キムチチャーハンにすると美味しく食べれます。

 

これからどんどん白菜が美味しくなるので楽しみだな~。

作ってはどんどん人にあげちゃう私です(笑い)