発酵のある生活

作った発酵食品を「そのまま食べる」だけでなく、「飲む・調味料・アートセラピー」などのアレンジや干し野菜等のレシピもご紹介します。

梅ジャムレシピ|キズあり・痛んだ梅を美味しく加工しましょう☆

梅雨入りしたようで、ムシムシした暑さですね~。

梅雨に入るとは湿度が高くなるので、食べ物が腐りやすく、食中毒にも気をつけたいです。

 

この時期に梅はうってつけの食材。

梅には「クエン酸」がたっぷり。

クエン酸」は細菌の繁殖を抑える効果があるので、食べ物を腐らせるのを抑える効果があります。

またこの時期、体温の調節が難しくなり体調を崩しやすくなりますが、クエン酸には「疲労回復」の効果もあるんです。

 

先日、お世話になっている農家さんから梅を送っていただき、いろいろ加工しました。

梅干し、梅しょうゆ、梅味噌。そして梅ジャム

 

今回は、梅ジャムをご紹介します!

私は、きれいな梅は梅干に使い、ちょっと痛んだ梅をジャムにします。

 

材料

完熟梅  150グラム

きび糖  100グラム

 

作り方

梅をさっと洗い、キッチンペーパーや清潔な布巾で水分を取る。

竹串でヘタをとり、傷んだ部分を包丁で取り除く。

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沸騰したお湯に処理した梅を入れ、やわらかくなるまでゆでる。

ザルに上げで冷ます。

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やわらかいので、手で梅を握ると簡単に実と種に分かれます。

手ではちょっと・・・。と思う方は、荒めのザルで漉してください。

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こんな感じになります。

梅にもよりますが、今回の梅は皮が柔らかいのでそのままジャムにしましたが、皮が硬い場合や、なめらかにしたい場合は、フードプロセッサーなどを使ってくださいね。

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鍋に梅と砂糖を入れて煮詰めていきます。

こげやすいので気を付けて下さい。

中火で木べらを使いながらまぜ、とろみがついたらビンに詰めます。

※砂糖の量ですが、甘さが足りなければ増やしてください。

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ジャムのやわらかさも好みですが、熱い段階で硬いと、冷めたときにさらに硬いので、ちょっとゆるいかな?というくらいでビンに詰める方がいいです。

とくに、梅はペクチンも多いので固まりやすいです。

砂糖を入れて混ぜ始めがどれくらいやわらかいのかを憶えておき、火を入れて混ぜていくとモッタリしてくるのがわかります。

そのとき、火を止めてみて、下の写真のように、コップにお水を入れた中に少しだけジャムを落としてみて、ジャムがかたまったまま底に沈めば大丈夫です。

何度か作ってみて、好みの硬さを見つけてくださいね!

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熱いうちに瓶に詰めて完成!

たくさん作って常温保存の場合は、しっかりと脱気(真空状態)にして保存しましょう。

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 瓶は、煮沸消毒しておくか「ドーパーパストリーゼ77」というアルコール消毒をお勧めします☆

私は簡単なので、最近アルコール消毒が多いです。

 

梅の力でこれからやってくるあつ~い夏を乗り越えましょうね。